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公立入試の平均点そして震災について思うこと

昨日28年度埼玉県公立高校入試の平均点が発表されました。

様々な業者や機関の予想に反して、かなりの高得点となり、

来年度の問題作成にも、かなりの影響を与えるのではないかと思います。

埼玉県では、今まで一種類しかなかった数学や英語の入試問題が、

今年度より二種類作られるようになります。

両科目共にあの平均点となったことで、

難しい問題のパターンが、かなりハードルが上がるような気がします。

埼玉県では、今回の平均点が出る前に、

難易度の高い問題のモデルを公表していますが、

その基準はあまりあてにならないものになるでしょう。

難易度の高い問題を採択した高校の発表はすでにされていますので、

そこを第一志望とする生徒には、

より高度な問題に取り組むようにしていきたいと思います。

 

ところで、先日の九州地方での震災・・・

本当に衝撃を受けることばかりで、

早く現地の被災された皆様が、元の生活に戻れることを、

心より祈っています。

 

いつもこのような大きな災害が起こると、

世の中の色々な事で、許せないことが出てきます。

震災ではなくても悪・・・と呼ばれるようなことは、

空き巣・乱暴・略奪など、そういうのは当然許せないとしても、

善と言う名を前面に出した偽善行動も、不愉快極まりないことです。

 

そのうちの一つが、マスコミの対応です。

避難所に身を寄せている人や、病院に運び込まれた人を

報道と言う名のもとに平然と映し、被災した人たちが着のみ着のままで、

そこにいるのに、その横で完全防備でヘルメットをかぶり、

あたかも自分たちは寄り添っているのだと言わんばかりに、

現状を伝えるワイドショー化したニュース番組。

被災者の「報道に感謝をしている」というコメントや、

「マスコミのおかげで何かができた」・・・というような、

報道の立場に都合の良い内容しか流さず、

東日本大震災の時にもあったような、

現地でのマスコミの取材に対する怒号や非難は、

まったく映像に出すことはなく、

自分たちが100%善の人であるような報道。

確かに、一部は義援金や救援物資のためなのかもしれませんが、

震災が起こってすぐにそのような報道が必要なのでしょうか。

被災地ではなく、遠く離れた何の被害も受けていないような場所に、

現状を伝えるのではなく、まずは現地の人にとって有益な情報や、

自分たちが交通手段や、運搬手段を持っているのであれば、

現地の人達のために食料や飲み水を持っていくのが筋ではないでしょうか。

私はもし自分が避難所にいる立場であったなら、

あのような報道機関は、決して許すことはないでしょう。

 

先日、千羽鶴に関して、ネット上でのバッシングのニュースがありました。

被災地の方々が、千羽鶴を迷惑に思っているという報道に対して、

ネット上では、そういう考え方の被災者に、

批判がかなりあるようです。

いくつかの批判した内容をニュースで読みましたが、

そのすべての意見に共通するのは、

その批判している人たちが、本当のボランティア精神ではなく、

自分たちは、被災している人たちを、

「助けてやっている」

「物資を送ってやっている」・・・という、

上から目線の考え方です。

「手を差し伸べる」・・・と言う言葉をマスコミもよく使いますが、

それもいい言葉ではありません。

解釈の仕方によっては、

「上の立場の者が、困っている下の立場の人に○○をしてあげる」ですから・・・

被災した方々を助けるということは、

被災した方々が本当に必要としている事や物を、

その時々にきちんと提供をすることです。

それは決して親切の押し売りにはなってはいけないですし、

仮にこちらが必要だと思っても、被災した方々が必要と判断しなければ、

それを責めるのではなく、自分たちが間違っていたと謝罪すべきなのです。

 

こういうことが起こるのも、マスコミの正確な情報の伝達ができていないからです。

震災が起こった現地のパニック感だけをテレビに映し、

日本中の善意をかきたてるように報道し、その結果、

送られてきた物資は余り、ボランティアの方々までが、

現地まで行っても何もできない・・・という状況を生み出しているのです。

 

先日、有楽町の路上で、熊本大学の学生の二人が、

募金活動をしていました。

手書きのプラカードと、手には募金を入れるものとして、

おかずを入れるようなタッパーを持っていました。

私は恥ずかしながら、スーパーの店頭や、コンビニや、

如何にも用意周到に準備され、

災害が起きたらお決まりの行動です・・・と言わんばかりの募金活動は、

信用していません。

昔、バイト先で店主が募金箱からお釣りをだし、

後で補充するから・・・という行動を見たことがありますし、

きちんと寄付をしている証拠もないですから・・・

もちろん、まじめに全額を寄付しているケースが大半なのでしょうけど、

中には、詐欺のような募金活動もあるからです。

でも、寄付が確実になされても、結局そのお金は、

自治体によっていい加減に使われたり、被災者にわたるのではなく、

現地の復興費用と言う名のもとに、

使途不明なまま使用されたりする可能性も有ります。

東日本大震災でも、そのようなことがありましたが、

表面に出てくるのは、氷山の一角です。

ですから、その熊本の学生が、どのように使いたいのかを手書きで書き、

そのために募金をしています・・・という行動に、

とても共感し、わずかですが、募金をしました。

 

これからの募金活動というのは、これだけネットが普及しているのですから、

そういうサイトがあってもいいのではないでしょうか。

私が知らないだけで、すでにあるのかもしれませんが、

「どこ地区では、○○が不足しているので、

それを購入するための募金を○○の口座でしています。」のような・・・

ほとんどの人がスマホを持っている時代(私はガラ携ですが…笑)ですから、

少しの登録情報だけで、被災地の方が募金に使えるようなサイトを、

携帯のキャリアが作ってくれればいいのですけど・・・

日本赤十字社にまとめて送っても、金額が大きくなって、

結局それぞれに割り振りも決まらず、せっかくのお金が、

有効に使えない・・・そんな繰り返しでしょうから・・・

 

色々好き勝手書きましたが、これからも背伸びをせずに、

今の私にできることを、少しでもして行こうと思います。

それは東日本大震災の復興に関しても同じです。

まだまだ東北も復興がなされていません。

 

私は日本中色々な場所を旅してきましたが、

3県だけ足を踏み入れていない県があります。

そのうちの一つが、熊本県です。

お城好きの私には、熊本城はずっと昔から行きたかったお城です。

熊本城が修繕を終えて、また公開されることを心より待っています。

今は復興のお手伝いは、募金しかできませんが、

南三陸を訪れたように、いつか熊本にも行ってみたいと思います。