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今年の夏は龍馬・・・

今年の夏もあとわずか・・・

昨日から、塾もお盆明けの授業が始まりました。

休み中に、いい気分転換ができたのか、

受験生でも、真っ黒に日焼けした生徒が多かったです。()

でも、実際に気持ちにメリハリをつけるのは大切ですから、

よく遊び、よく学ぶ・・・それでいいですよね。

ずっと室内にこもってばかりいると、難しい問題が多いときは、

気が滅入る場合もありますから・・・

もちろん、遊びの方が多くなると困りますが・・・

 

さて、私のお盆休み中のことを少し・・・

昨年の夏は、ブログにも書いた通り、吉田松陰のお墓などを訪ね、

幕末の痕跡をたどりましたが、今年も幕末つながりの場所を訪れてきました。

去年と違うところは、地域が関西方面ということ。

妻の実家が関西なので、今年私は一日遅れでそちらに行くことにして、

一人で自由行動ができる時間を手に入れました。

JRで切符の予約を取るときに、予約をしてくれた女性の方が、

お父さんは遅れて行かれるんですね~と、

なぜか笑って突っ込まれましたが・・・()

 

では、実際にどこに行ったかというと、

私の大好きな作家さんの記念館である「司馬遼太郎記念館」と、

「坂本龍馬のお墓」・・・です。

そもそも私が幕末に興味を持つようになったきっかけを作ってくれたのは、

司馬遼太郎さんの長編小説「竜馬がゆく」でした。

直木賞受賞作の「梟の城」を読んでから、司馬ワールドにはまり、

実に様々な作品を読み、それぞれの時代をのぞかせてもらいました。

あの人の本は、小説なのに歴史書・・・というスタンスで、

小説を読み進めていくと、当時の時代背景や史実など、

時には物語とは関係のない内容まで、まるで現地で司馬さんが見ているように、

細かく書かれているのです。

だから、読み進めていくうちに、

司馬さんの目を通して、自分がその時代を生きているような感覚になれるのです。

今回記念館を訪れて、なぜそのような本が書けるのかがよくわかりました。

司馬遼太郎さんは、自分が書こうと思う内容が決まると、

そのことに関する、ありとあらゆる本を入手して、とことん調べるそうです。

亡くなるまでに資料として手に入れた本は、実に6万冊だったそうです。

記念館には、その蔵書の一部が所狭しと展示してありました。

その中には、歴史上非常に貴重な資料などもあるようです。

 

少し前に、その記念館の天井部分に坂本龍馬が現れた・・・

というニュースがあったのをご存じでしょうか。

コンクリート部分の天井に、誰が見てもそうとしか思えない、

坂本龍馬の影がくっきりと現れているのです。

現代の龍馬像を作ったと言っても過言ではない司馬遼太郎さんの記念館に

坂本龍馬のシルエット・・・

それだけでも、幕末好きの私には、魅力的なニュースでした。()

そしていざ龍馬とご対面・・・と思い、現場で天井を見上げました。

確かにそこには、坂本龍馬がいました。

なんか私が変な人間に思われてしまうかもしれませんが()

あのシルエットは、間違いなく龍馬でした。

写真撮影が禁止なので、写真を撮ることはできませんでしたが、

龍馬好きの方には、是非一度ご覧になって欲しい場所です。

きっと、「お~~~~~~!!」と、

心の中で(館内が静まり返っているので・・・笑)、叫ぶことでしょう。

 

そして、記念館を後にして、次は京都にある龍馬のお墓です。

京都駅からバスで東山安井の停留所で降り、

山を登っていくこと10分・・・

灼熱の太陽の下、溶けるかと思いましたが()

何とか龍馬のお墓に到着しました。

そこでの龍馬は、親友の中岡慎太郎のお墓と共に、

並んで京都の街を見下ろしていました。

お盆期間中というのもあり、京都の街は人でごった返していましたが、

龍馬のお墓がある護国神社は、人も少なく、

ゆっくりと参拝することができました。

そこには、時代の寵児、長州藩の桂小五郎のお墓もありましたし、

それ以外にも、維新のために散っていった方々のお墓が数多くありました。

まさに歴史を動かした人々が集う空間・・・

襟を正さずにはいられない・・・そんな場所でした。

下の写真は、龍馬のお墓と、そのお墓から見える京都の風景です。

その京都の風景の先が、司馬遼太郎記念館のある大阪です。

空を飛べばあっという間ですから、

あのシルエットは、龍馬が司馬遼太郎に挨拶に行った名残かもしれませんね。

「日本を今一度せんたくする」と言って、実行した龍馬にとっては、

今の日本はどう映っているのでしょうか。

時代を築いてくれた人々に恥ずかしくないような生き方をしていきたいものですね。

一人自由行動の最後には、京都市内にある、

紀元前3世紀頃の原生林と同じ植生が今に伝えられる「糺の森」(ただすのもり)を、

のんびりと散策してきました。

古本市をやっていて、あまりのんびり…という雰囲気でもありませんでしたが、

その催しのおかげで、普段は森の中では売っていないであろう

かき氷を食べることができましたけど・・・()

それにしても、その翌日から京都では豪雨になって、

大変な状況になっているようですね。

一日も早く、現地が復旧されることを心から祈っています。