お問い合わせ

 

TEL:049-253-2344

 
  火曜日~土曜日(祝日除く)
  受付時間:15:00~21:30

平和の祭典

いよいよ昨日から冬のオリンピックが始まりましたね。

 私もすごく楽しみ・・・というわけではなかったのですが、

深夜のテレビは、いつも似たような芸人さん達ばかりが出ていて、

あまり興味がないので観ないのですが、

それでも昨日はつい、 オリンピックのチャンネルに合わせて、

観てしまいました。

 

今日のニュースでも話題になっている羽生選手のスケート・・・

すごかったですね!!

LIVE中継の時間が時間なだけに、睡魔が襲ってきていたのですが、

羽生選手のスケーティングを観て、目が覚めました。

あんなに圧倒的な強さと美しさを兼ね備えた演技ができる選手だなんて・・・

普段も世界選手権やNHK杯など、テレビでも放送することはありますが、

男子のスケートは、世界一には遠いのだろうな~と、

勝手な思い込みで、あまり観ていなかったので、

こんなにすごい選手だったとは思いませんでした。

それにその演技もさることながら、インタビューの答え方を聞いても、

本当に礼儀正しいというか、運動選手はこうあるべきだ・・・と、

思わせるようなしっかりとした態度で、実にすばらしい選手でした。

最近「仕方がない・・・」と、一流の選手でも、その受け答えや、

話し方の礼儀の無さを、その人の自己表現や個性と、

世間が認めるようになってきていますが、

私は個人的に、やはり一流の選手は、

子供たちの見本となっていることをもっと自覚すべきだと思います。

その上で、言動や身なりには、大人としての常識が必要ではないかと・・・

そんな意味でも、羽生選手にはこれからも頑張ってほしいですし、

子供たちの憧れる存在であり続けてほしいと思います。

 

それにしても、まだ19歳・・・なんですよね~

私は自分が19歳の頃は何をしていたのでしょう・・・

大学1年の頃なので、バイトとサークル活動だけに 明け暮れていたような気がします。(笑)

もちろん大学の講義にも出ていましたが、

講義自体の想い出は、 ほとんどないですね。(笑)

 

今朝の読売新聞のコラム欄で、羽生選手の19歳・・・と関連付けて、

戦争の特攻で亡くなっていった方々の若き命のことが書かれていました。

なぜこのタイミングで、そのコラムがそれに触れるのかというと、

鹿児島県に「知覧特攻平和会館」という、

特攻隊員の方々が、出撃前に記された手紙や遺書、日記などを、

保管し、展示している施設があるのですが、

先日そこが、ユネスコの「世界記憶遺産登録」を目指すと発表したからです。

 

その施設は、私は24歳の時に訪れました。

それまでの私の中での特攻のイメージは、

戦時下において自分が犠牲になることを美化されて、

当時の若者は、一種の洗脳のような状態になり、

皆、勇ましく、恐れを知らず逝ったのだと思っていました。

私の学生時代に見たメディアなどでも、特攻に関しては、

まるでかっこいい・・・かのように書かれているものもありましたし・・・

ところが、実際に知覧特攻平和会館で展示されている資料を見ていると、

私は涙が止まりませんでした。

恋人・妻・子供など、愛する人を残していく深い悲しみ、

自分を育ててくれた親への感謝と、その親へ恩返しのできない悔しさ・・・など。

何百とある資料の中から、その人たちの生への想いが、

ひしひしと伝わってくるのです。

もちろん、勇ましい言葉だけの手紙もありましたが、

その言葉も、裏を返せばすべて残された人への想いなのです。

私は、その資料の数々が「世界記憶遺産登録」されることを、

心から望みます。

色々な反対意見を言う方たちもいるようですが、

その人たちは、一度あの資料館で、すべての資料を読んでみてほしいです。

そこに批判しているような悪意や、 政治的な思想があるのかどうか・・・

そこには、ただ普通の人生を、愛した人達と生きていきたかった、

そんな若者たちの心の叫びがあるだけです。

 

私は24歳でそこを訪れた時、まだ結婚もしていなく、

子供もいませんでしたが、 将来、自分の子供が、人を心から愛するようになり、

大切な存在という概念が、表面上ではなく真に心に根づく年齢になったら、

絶対に一緒に訪れようと、その場で心に誓いました。

子供がそんな年齢になるまで、まだ数年ありますが、

子供には、悲しい出来事として見せるのではなく、

自分がその立場に立って、その方たちの気持ちを理解して、

そして、その辛い歴史の流れの先に、今の世の中があり、

自分のしたいことが自由にできる世の中が、

どれだけ幸せなものなのかをわかってもらいたいのです。

 

そんな幸せの象徴の一つともいえるオリンピック・・・

これから毎日のように、様々な感動のドラマがあるのでしょうね。

寝不足にならないように、気を付けます。

羽生選手と同じ19歳の時から、二十年以上年齢を重ねていますので、

身体の抵抗力も弱っていますから・・・(笑)