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秋の終わり

京都 洛中洛外図と障壁画の美・・・を観てきました。

もう開催期間が終わるということもあって、

会場の中は、非常に多くの人・人・人・・・

それでも、展示されている対象が大きいので、

後ろからでもしっかりと観ることができました。

昔の風俗や文化、本来目で見ることのできない世界が、

そこには生き生きと表現されていました。

自分がその世界にいたら、どこで何をしているのだろう…

なんて考えながらそれぞれの絵の世界を観ていると、

思わず時間を越えて、意識が絵の中へ入り込むような感覚になります。

花見で楽しんでいる人々、珍しいものを見てその周りにいる人々、

物を売っている人々・・・

貴族の世界にいる自分は全然想像できませんでしたが・・・(笑)

その絵の中には、今でも実在する京都の名所の数々が描かれていて、

自分も何度も訪れているその場所で、400年前の人々は、

そういうことをしていたのだな~と、時空を越えた接点に、

思いを馳せる・・・そんな時間が持てました。

 

今の時代は映像文化が確立しているので、

きっと400年後も今の時代が動画として残っていて、

そこに自分の想像を挟む余地はないのでしょうけど、

その瞬間が静止画として残されていると、そこで何を話しているのだろう、

その人は目の前のものを見て、どんなことを言っているのだろう・・・と、

想像は尽きることがありません。

もちろん、歴史における重要な出来事などは、

映像で観ることができると、震えるほど感動もしますが・・・

NHKの「映像の世紀」という番組がありましたが、

その番組はまさに映像の宝庫でした。

今ではDVDになって存在していますが、

歴史の教科書に載っているような出来事が、

映像に収められているのです。

中学生の社会の授業では、そういう映像を先に見せてあげると、

歴史嫌いな子も、少なくなるような気がします。

DVDは、全部で11巻になっていますが、

11巻目は「JAPAN」でした。

明治・大正・昭和の日本が、映像になっていて、

そこには、100年前の日本の姿が動画として映し出されていました。

長い人類の歴史においては、たった100年・・・なのですが、

まるで別世界のような日本でした。

それでも、それだけ文化は変わっても、

変わらないものもありました。

 

四季のある自然の美しさ・・・

 

それは洛中洛外図の400年前、映像の100年前、

そして今も、変わらず存在し続けているものですよね。

最近の異常気象を見ていると、これから400年先の日本は、

どうなっているのかわかりませんが・・・

今年も秋が短かったですからね。

 

今回訪れた上野の博物館前で、

ちょうど秋の終わりを感じる風景がありましたので、

携帯でちょっと撮ってみました。

落ち葉を拾っているお父さんとお子さんの姿が、

とても微笑ましかったので、

最後にそれも載せておきます。

このブログを読んでいただいている方は、

この静止画像である写真の親子の会話に、

どんな想像を膨らませていただけるのでしょうか・・・