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学校選びについて

今日、塾対象の高校説明会に行ってきました。

埼玉県内にある中堅の高校なのですが、少し残念な内容の説明会でした。

学校の特色や将来像を説明はしていましたが、

いかんせん内容が一部のコースのことだけだったり、矛盾だらけだったり・・・

例えば、コースがほとんど分かれない公立高校であれば、

全体像だけ映し出せば学校のある程度は理解できますが、

昨今の私立校は、普通科の中でも

「SS・特進・特類・選抜・文理・進学・総合・スーパー○○」などなど・・・

4~5つのレベルごとにコースが分かれているのは当たり前の世界です。

そんな中で、その学校全体の進学実績やコースごとに分かれていない説明など、

少なくとも私立の学校を見る上では、

一部の生徒以外にはあまり役に立ちません。

 

これから受験生である中学3年生や小学6年生の生徒や保護者の方々は、

様々な学校の説明会に参加されることと思います。

中学受験は私立が多いですし、高校受験も公立が第一志望であっても、

私立は極力受ける必要があります。

塾生の保護者の方々には、6月の保護者面談で詳しくお話しいたしますが、

もし塾生ではない保護者の方が読んでいただいていたら、

私立の説明会では、最低限自分の入る可能性のあるコースの確認をしてください。

例えば、「そのコースの進学実績・そのコースの授業後の補習・

そのコースの長期休暇時の講習・コースの進級時の入れ替え」等です。

 

高校は、国や県の補助金が出るので、

私立も授業料の面で通いやすくはなりましたが、

それでも公立に比べたら費用は高いですし、中学にいたっては、

公立とは大きな差です。

その差を鑑みても、充分意味がある教育がきちんと受けられるコースなのかどうか・・・

言葉は悪いですが、ただ高い学費だけを払って、

公立と同じような内容の授業を受けるのでは、私立は意味がないのです。

 

高校受験の生徒から聞く言葉で、

「大学に行くかどうかわからない」や「大学には行かない」、

だから進学実績は関係ない・・・

 

もちろん、高校生活の中で何かやりたいことが見つかり、

それが大学以外で叶うことであるならば、

それはすごくすばらしいことだと思います。

ただ、それはまだ中学生としての視野だけで判断はできないことですし、

実際に高校に入学すると、かなりの子たちが大学進学をしたいという希望を持ちます。

それまで大学に興味も持っていなかった子たちも・・・です。

 

大学進学を目指していて、学校生活の途中でやりたいことが見つかって、

別の道に進路を変更していくのは、そう難しくはありません。

ただ、最初から大学進学を考えず、コースもそういうコースになってしまっていたら

その環境からいざ大学に行きたい・・・と思っても、

なかなか難しいのが現状です。

それに今の世の中は、大学で資格を取らないといけない職業もかなり増えていますし、

それに対応して、大学の学部・学科もかなり細分化されています。

まさに大学の専門学校化です。

 

そういった意味でも、私立の学校説明会はくれぐれも全体像だけにとらわれず、

細かくコースの確認をすることを忘れないでください。

私立の学校を見るときは、ことわざの「木を見て森を見ず」とは正反対です。

全体の森(学校)を見ていても、

その中で分かれている樹木の分布(コース)がどんな種類なのか・・・

3年後に「高く成長している樹木、枝を広げ横に成長している樹木、

葉が大きく繁っている樹木」など、さまざまな成長の仕方がありますが、

同じ森の中でも、数本の樹木だけが見事に生い茂り、

その周りのほとんどの樹が小さくなったり、

枯れたりしてしまう樹木のエリアは敬遠したいですよね。

例えそれが、自分だけが生い茂る樹の立場になるとしても・・・

学校選びはそういうことが大切だと思います。