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ラファエロ

国立西洋美術館で開催している、ラファエロ展に行ってきました。

同時代の有名な芸術家といえば、

「モナ・リザ」のレオナルド・ダ・ヴィンチや、

「ダビデ像」のミケランジェロといった、

即座に作品名までイメージできる2人がいるのですが、

ラファエロに関しては、恥ずかしながら代表作は?と聞かれても、

絵はなんとなく想像が出来ても、その作品名までは、

私は答えることが出来ませんでした。

それ故に、すごく興味があり、今回ヨーロッパ以外での開催は初ということだったので、

上野まで行ってきました。

2月に生徒の美術展を見に行って以来の上野でしたが、

やはりラファエロ展は人が多い・・・

これは毎年日帰りで行っている、奈良の正倉院展のように、

ほとんど前列では見られないのではないか・・・と不安に思い、

いざ中に入ってみると、作品の展示に余裕を持っているのか、

想像よりもゆっくりと鑑賞する事が出来ました。

 

前述の三人をルネサンス三大巨匠として知ってはいても、

もちろん私は詳しくなど知りませんので、

三人が同時期に生き、ラファエロが、他の二人に多大な影響を受けたということに、

少なからず驚きました。

過去に名を残す偉大な人は、最初から確固たるものを持っていて、

それを追求し昇華させた結果が、その人の世界観で、

それ故に、唯一無二の評価を得るのだと思っていたからです。

他の人の技術や発想を勉強して、それを自分の中に取り入れて、

自分のオリジナルを作っていく・・・

才能だけではなく、努力も持ち合わせる人なのかな・・・なんて、

そうして考えると、ラファエロに妙に親近感がわいたりして・・・(笑)

そんな感じで、最後まで楽しく鑑賞をしてきました。

いくつかは、昔仕事で行ったフォレンツェのウフィツィ美術館で、

鑑賞したような記憶のある作品もありました。

その時は、一緒に案内をされていた方が、

「有名な絵だけ説明して見せろ!!」と、

色々な作品を詳しく説明してくれていたガイドさんに、

途中で怒っていましたが・・・(笑)

私も当時は20代前半だったので、う~~ん、それもあり・・・かなと、

そんなにそのコメントに疑問を感じませんでしたが、

今の年齢になって考えてみると、その人も作者の当時の時代背景や、

その作者の思考や生活環境まで考えたら、

もっと楽しんで色々な作品を見られたのにな~と思えます。

なんと言っても、ウフィツィ美術館にある作品なのですから、

自分が知らないだけで、ほとんどが有名な作品なのでしょうし・・・(笑)

 

来週には、同じ上野の公園内にある東京都美術館で、

ダ・ヴィンチ展が始まるようです。

ラファエロが影響を受けたダ・ヴィンチ・・・

ラファエロの気持ちの余韻を残しながら、

ルネサンスの当時に思いを馳せ、時間を作って見に行きたいと思っています。

ただ、ラファエロの余韻は、美術館の外に出た時に、

あ・・・ここは上野だった・・・と、見事に雲散霧消した気がします。(笑)